
アパグループ創業者で会長の 元谷外志雄 氏が、2026年2月11日に82歳でご逝去されたとの訃報に接しました。心よりお悔やみ申し上げます。
元谷会長は1971年に事業を創業し、数々の経済危機を乗り越え、日本最大級のホテルチェーンを築き上げました。
事業のかたわら、言論活動や歴史認識の啓蒙にも尽力された方です。
私自身、2022年8月の新型コロナ第7波で、アパホテル〈新宿歌舞伎町タワー〉の宿泊療養施設でお世話になった一人として、改めて深い感謝の気持ちを込めて振り返ります。

コロナ禍でアパホテルが支えてくれた日々
第7波のピーク時、東京で陽性が判明した私は、家庭内感染を避けるため宿泊療養を選択しました。
東京都の施設としてアパホテル歌舞伎町タワーに入所し、6泊7日を過ごしました。
部屋は清潔で快適でした。
低層階だったため、窓から見えたのは歌舞伎町らしいホストクラブの巨大ポスターや勧誘写真のオンパレード。
高層階のネオン夜景とは違いましたが、それが逆に「ここは歌舞伎町だな」と実感でき、孤独になりがちな療養生活を少し和ませてくれました。
食事は館内放送で一斉に取りに行くシステムで、エレベーターが大渋滞するのが日常茶飯事でした。
カップ焼きそばや味噌汁が自由に取れるのは地味に助かり、看護師さんの24時間対応も心強かったです。

療養中のTikTok動画と小さな発見
療養中、動画編集アプリ「CapCut」を使ってTikTokにvlogを投稿しました。
-
「宿泊療養中の食事 計17食をすべて紹介!」
-
「宿泊療養で利用者にやめてもらいたいこと(エレベーター編)」
いずれも、療養中の実体験をそのまま記録したものです。
あの動画を作れたのも、部屋が快適で、気持ちに余裕が持てたからこそでした。
体験を共有することで、同じ状況に置かれた方の参考になればと思っていました。

元谷会長への感謝
アパホテルがコロナ禍で多くの施設を迅速に提供してくれたのは、元谷会長が長年にわたり築かれてきた経営基盤があってこそだと思います。
風評被害のリスクを負いながらも、多くの人を支えたその判断に、心から敬意を表します。
低層階から見た歌舞伎町の景色や、食事の記憶、エレベーターの混雑さえ、今となっては温かい思い出として残っています。
改めて、元谷外志雄会長のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
アパグループの皆様のご健康とご発展を祈りつつ、コロナ禍で支えてくださったアパホテルに、改めて感謝の気持ちを込めて。ありがとうございました。