旅と風景、ときどき列車

列車や鉄道遺構、城跡、乗り物、街歩き、グルメ、エンタメなど、心に残った風景や記憶をゆるやかに綴っています。

【茨城・雨引観音のあじさい祭】水中華と境内を歩く動物たち 写真映えする演出

2026年7月11日(土)、茨城県桜川市にある雨引観音を訪れた。

この日は「あじさい祭」の終了前日。山あいにある寺院だが、境内には想像していた以上に多くの人が訪れていた。

池一面に紫陽花を浮かべた「水中華」をはじめ、花手水や和傘、ミスト、シャボン玉など、写真に収めたくなる演出が随所に施されている。

さらに印象的だったのが、アヒルやニワトリ、ヤギ、孔雀など、多くの動物たちが境内で自由に過ごしていることだった。

続きを読む

【有楽町線に東急車?】毎日乗っても年1回レベル 新木場方面を走るレア運用

東京メトロ有楽町線では、普段はなかなか見られない光景がある。

それが、有楽町線を走る東急車である。

東急車といえば、東横線から東京メトロ副都心線へ直通する姿は日常的に見られる。ところが、有楽町駅や豊洲駅、新木場方面で見かけるとなると、話は別である。

実際、有楽町線で東急車を撮影できた機会は数えるほどしかない。毎日利用していても、年に1回見られるかどうかという印象である。

この記事では、有楽町線で東急車を見かけることがなぜ珍しいのか、どのような時に走るのか、そして相鉄車とは何が違うのかを整理してみたい。

続きを読む

500系新幹線が定期運用引退へ 東京発1番列車「のぞみ1号」に乗った日の記憶【500 Series Shinkansen】

JJR西日本は、500系新幹線について、2027年1月13日に定期列車での運転を終了し、その後は臨時列車等での運転を経て、2027年7月に営業運転を終了する予定と発表した。

海外でも “500 Series Shinkansen” として知られる500系新幹線は、私にとって単に外観が印象的な車両というだけではない。1997年11月29日、500系が東京駅への乗り入れを開始したその日、私は東京発1番列車となる「のぞみ1号」に乗っていた。

手元には、当時の特急券が残っている。1997年11月29日、東京6時00分発、博多10時49分着。東京発500系1番列車に乗ったことを示す、私にとって大切な記録である。

500系の定期運用引退が発表された今、当時の切符や写真を見返しながら、500系が東京駅にやって来た日の記憶を改めて残しておきたい。

続きを読む

吉祥寺みんみんで餃子ライス。ハーモニカ横丁で食べる昔ながらの餃子

吉祥寺で少し時間があると、つい足が向いてしまう店がある。

ハーモニカ横丁にある餃子の老舗「みんみん」だ。駅前のにぎやかさから細い路地へ入ったところにあり、吉祥寺らしい雑然とした雰囲気の中で、昔ながらの餃子を食べられる。

あさりチャーハンも知られている店だが、自分が頼むのはいつも餃子ライス。たまには違うものを頼もうと思っていても、席に着くと結局この組み合わせに戻ってしまう。

続きを読む

【映画『黒牢城』】荒木村重が美しすぎる 大河『豊臣兄弟!』を見て強まった違和感

映画『黒牢城』が、2026年6月19日に公開された。

米澤穂信さんの小説を原作に、黒沢清監督、本木雅弘さんが荒木村重、菅田将暉さんが黒田官兵衛を演じる戦国ミステリーである。上映時間は147分。約2時間半の作品だった。

率直に言うと、私はこの映画にはあまり乗れなかった。

一番大きかったのは、荒木村重の描かれ方への違和感である。

続きを読む