2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
本日2025年5月31日から、西武鉄道で元・小田急8000形を改造した「西武8000系」が営業運転を開始しました。 朝から都内は激しい雨。晴れていればもっと早く出かけたかったのですが、雨が止んだのは夕方。撮影に出かけたのは19時を過ぎており、すでに日は暮れ…
埼玉県川越市にある「武蔵野うどん竹國 川越池辺店」は、うどん、天ぷら、ご飯が食べ放題で楽しめるお店です。 リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられる、コストパフォーマンス抜群のお店です。うどん好きの方はもちろん、がっつり食べたい方にもおすす…
1985年の青空の下、未来へ続くレールの上を、静かに滑るように走る白い車両。地面からほんのわずかに浮かび、音もなく進むその姿は、まるでSFの世界の乗り物のようだった。 これは、つくば万博で公開されたリニアモーターカー「HSST」。空港アクセスの未来を…
東京駅に姿を見せた深緑の客車。その展望デッキには金色の手すりが輝き、まるで“走る応接室”のような雰囲気を放っていた。1983年にデビューした「サロンカーなにわ」は、当時まだ珍しかった欧風デザインのジョイフルトレイン。その豪華さと優雅さは、今でも…
かつて、函館のホームに、すこし丸みを帯びた銀色の先頭車が停まっていた。車体には「SUPER HOKUTO」の文字。それは、北海道を縦断して走った、振り子式の高速特急──キハ281系気動車の姿だった。 札幌と函館を、わずか2時間59分で駆け抜けたその速さは、北海…
東京の地下鉄、千代田線に直通するために特別に作られた103系1000番台。その特徴のひとつに、左右どちらも内側に少し傾いた斜め窓がある。このささいな違いには、乗務員と乗客の安全を守るための工夫と、当時の技術的制約が詰まっていた。長く走り続けたこの…
東北・上越新幹線が大宮暫定開業で、まだ東京都内まで届かなかった時代。その“つなぎ役”を果たした列車、それが「新幹線リレー号」です。 上野から大宮までのたった26分の連絡快速列車。でも、その姿には、昭和の名残と、次の時代へつながる静かな工夫が詰ま…
5月25日は「食堂車の日」だそうです。今から126年前の1899年5月25日、山陽鉄道(現在のJR山陽本線)の列車に、日本で初めて食堂車が連結された日を記念して制定されたとのこと。 今ではほとんど見かけなくなった「走るレストラン」。でも、私の記憶の中には…
2025年5月24日、お台場で開催された「STAR ISLAND 2025」に行ってきました。昨年に続く国内開催で、ドローン・花火・音楽・照明・パフォーマンスが融合した“未来型花火エンターテインメント”とされるこのイベント。世界各国でも注目されており、日本では近年…
2003年12月、私はひとり、アムトラックの高速列車アセラに乗って、人生初のニューヨークに入った。 目指したのは、ブルックリン橋──そして、この機体だった。 真冬の風が骨に染みるほど冷たく、人生で一番寒いと感じた日だったけれど、それでもこの白い機体…
昔の旅では、写真の代わりに、一枚の切符が、すべてを物語っていることがある。 今回のテーマは、昭和59年の冬に使われた「国電フリー乗車券」。 忘れかけてた思い出を、AI嬢ミナと一緒にたどる今回の「AI嬢ミナと一枚の記録から」は、“国電”という言葉がま…
昔、地元の駅のホームで撮影した古いロマンスカー。流し撮りになったのは、ただの偶然。だけど、その偶然が、ひとつの旅の記憶を形にしてくれた。 忘れかけていた思い出を、AI嬢ミナと一緒にたどる今回の「AI嬢ミナと一枚の記録から」は、小田急の『ロマンス…
青森から上野を目指して走ってきた寝台特急「あけぼの」。この一枚は、終着目前、尾久駅付近の直線をまっすぐ進むその姿を記録したもの。先頭に立つのは、上野口らしいEF65。いくつもの機関車がバトンをつなぎ、奥羽本線の板谷峠を越えて走ってきたその旅路…
昔、中央本線を走っていた183系特急「あずさ」。その国鉄色の183系を、三鷹の陸橋から撮った一枚があります。今ではもう見られない列車だけど、実はこれ、筆者が人生で初めて乗った“国鉄特急”でした。忘れかけてた思い出を、AI嬢ミナと一緒にたどる今回の「A…
AIと筆者(汽車のり)が、たった一枚の記録をきっかけに静かに語り合う、そんな小さな物語 昔どこかで残した、一枚の記録。それは写真かもしれないし、旅の切符や古いパンフレットかもしれません。 そんなささやかな記録を手にしたとき、ふとよみがえる景色…
Facebookの思い出に、12年前(2012年)に撮影した「北斗星の推進運転」の動画が出てきました。 私は2008年から2009年にかけて、「北斗星」の擬似乗車ビデオを制作している最中でした。上野から札幌までの走行区間を何度も訪れ、あちこちで走行シーンを撮りた…
1988年当時、私が飛んだフランスまでのルート 1988年、初めての海外一人旅。北極ルートでパリを目指す途中に立ち寄ったアンカレッジ空港は、日本語が飛び交う不思議な空間でした。 スマホもネットもなかったあの時代、18歳の私はフランスを目指してひとり旅…
入場特典のメモリアルチケット Adoが2024年に国立競技場で開催したスペシャルライブ「心臓」。その模様を収録した『劇場版 Ado SPECIAL LIVE 心臓』を、先日映画館で観てきました。 正直、これまで一度もライブに行ったことがない自分にとって、“ライブって…
1988年版『地球の歩き方 パリとフランスのすべて』 スマホもネットもなかった1988年。初めての海外旅行は、フランスへ一人旅。そのすべてを支えてくれたのは、一冊の『地球の歩き方』でした。 昔の投稿を読み返して、忘れかけていた旅の記憶を掘り起こす「旅…
春の終わり。花びらは地に還り、空は岩手山をそっと包み込んでいた。 ゴールデンウィークの東北旅で、紹介しそびれていた風景があります。それが、岩手県・雫石町にある「小岩井の一本桜」。 広大な牧草地のなか、ぽつんと立つ一本の桜。背後には雄大な岩手…
岩壁から湯気が噴き出す「小安峡大噴湯」の遊歩道 旅の途中で偶然たどり着いた、秋田県・湯沢市の「小安峡(おやすきょう) 大噴湯」。本来は、日本三大霊地(恐山・立山と並ぶ存在です)のひとつとされる「川原毛地獄」を目指していました。火山ガスと熱気…
SL「カンブリア号」(1992年英国製) 2025年3月23日、静岡県伊豆市の観光施設「修善寺 虹の郷」を訪ねました。この園内には、本場イギリスの15インチ鉄道をモデルにした**「ロムニー鉄道」**が走っています。「ロムニー駅」から「カナダ村駅」まで、約1.2km…
「珈穂音(かぽね)」 今は新宿サンパーク 三平本館5階にある 新宿・紀伊國屋書店の地下にあった「珈穂音(かぽね)」定食も、酒も楽しめる、あの場所。35年前、私は学生で新宿駅東口に複数店舗を構えていた量販店「さくらや」でアルバイトをしていて、昼ど…
私の日本100名城、続日本100名城のスタンプ帳 2025年のゴールデンウィーク、青森・岩手の城をめぐる旅に出ました。小坂鉄道レールパークの「あけぼの」に宿泊すること、南部縦貫鉄道のレールバスに触れることも今回の目的ではありましたが、そもそもの大きな…
花善お食事処の「鶏めし御膳(990円)」 2025年のゴールデンウィーク。弘前城を見学したあと、小坂鉄道レールパークに向かう途中で、どこかでランチをと思って立ち寄ったのが大館駅前の「花善」でした。
書店に並ぶ鉄道ジャーナル最終号 2025年4月21日発売の『鉄道ジャーナル』6月号をもって、長年親しまれてきた鉄道専門誌が休刊となりました。 1967年の創刊以来、鉄道を多角的に、そして時に独自の視点から取り上げてきた読みごたえのある雑誌。長く続いたひ…
2025年5月5日。ゴールデンウィークの真っ只中、青森県七戸町にある旧南部縦貫鉄道・七戸駅跡で開催されたイベント「レールバスとあそぼう2025」に行ってきました。
2025年 ゴールデンウィークの北東北の旅。 今回は秋田県大館市にある「秋田犬の里」を訪ね、そこに保存されている東急5000系通称“青ガエル”に会ってきた話。
旧小坂駅に停車中のブルートレイン「あけぼの」 この施設は、かつて上野〜秋田・青森間を結んでいた寝台特急〈あけぼの〉で実際に使用されていた24系客車を活用した、宿泊可能なブルートレイン。小坂町がJR東日本から車両を譲り受け、現在は静態保存と宿泊体…
小坂鉄道 茂内駅跡 2025年のゴールデンウィーク。目的地は「関西方面」か「北東北方面」かで迷っていました。思い立って連休前日に小坂鉄道レールパークの「ブルートレインあけぼの」に電話してみたところ、最後の1部屋が取れてしまいました。 小坂へ向かう…