2025年5月10日にこのブログ「旅と風景、ときどき列車」を開設して、今日でちょうど1か月が経ちました。
思えば、ブログに本格的に投稿するのは約13年ぶりのこと。
しかも、まったく新しく「はてなブログ」で再スタートを切ったというのは、自分にとっても大きな節目でした。
なぜ、ブログをもう一度?
最近は、個人WEBサイトや以前開設していたブログも10年以上放置状態で、
旅の記録や日常の小さな発見は、Facebookでのみ投稿していました。
ただ、Facebookはタイムラインに流れてしまい、自分自身でも過去の投稿が追いにくい。せっかく書いた記録が備忘録にもなりにくいというジレンマがありました。
また、Googleの検索対象にもならないため、もしその投稿が、誰かにとって価値ある情報であったとしても届かない。
そんなもどかしさを感じることも増えてきました。
そして、いまは生成AIの時代
現在は、ChatGPTのような生成AIが身近になりました。
かつては数時間かかっていた記事構成も、今では通勤電車の中でChatGPTとやりとりしながら素案を作成、
帰宅後に仕上げて、翌日の昼に投稿。そんな流れが自分の中で定着しました。
昔の記事も、ChatGPTの助けを借りながらリニューアルして公開することができる──
そう思ったのも、再びブログを始めた大きな理由のひとつです。
この1か月で投稿した記事は41本
「とりあえず、1日1本ペースで……」と思って始めたこのブログ。
結果的に、1か月で41本の記事を投稿することができました。
X(Twitter)でも済むような、短い投稿、写真だけの記事ではなく、
ChatGPTと一緒に言葉を選びながら、読みに来てくださった方に情報を届けられるように心がけました。
投稿スタイルと制作ルーチン
通勤中の電車内では、スマートフォンでChatGPTと対話しながら原稿を組み立て、
帰宅後に見直し・推敲をして、翌日の昼に投稿する。
そんな流れで、ここまで続けてきました。
文章を書くというよりは、ChatGPTと会話をしながら組み上げるという感覚に近く、
ひとりで机に向かって悩んでいた頃とは、まったく違う創作スタイルです。
少しずつ見えてきた“反響”
公開から2週間ほどで、ブログはGoogle検索の対象にもなりました。
しかし、実際に検索から来てくださる方が多かったのは──ホタルの記事でした。
メインであるはずの鉄道ネタではなく、
季節感のある記事にスポット的なアクセスが集まるという、少し意外な結果でした。
もちろん嬉しい反応なのですが、
「本命の記事はこれからですよ」と言いたくなるような、そんな気持ちも少しあります。
ChatGPTが止まった日と、まだ達成できていない目標
昨夜(2025年6月10日)の夕方には、ChatGPTにグローバルな障害が発生し、
このブログの更新作業も完全にストップしてしまいました。
どれだけChatGPTに頼っているか、身に沁みて感じた瞬間でした。
そして思い出したのが、ブログ開設当初に掲げたもうひとつの目標。
それは、これまで手が止まってしまっていたいくつかのプラットフォームの“再生”です。
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1998年に開設し、更新できずに止まっている個人サイト
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13年前に最後の記事を投稿して以降、放置されている旧ブログ
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8000人以上の登録者がいるYouTubeチャンネル
これらを、このブログを軸に再び動かす──そんな構想を抱いていましたが、現時点ではまったく手がつけられていません。
それでも、地道に続けていこうと思います。
理想に追いついていない部分はたくさんあります。
でも、少しずつでも前に進めば、やがて再びつながっていくのではないか。
そう信じて、地道にこのブログを続けていこうと思います。
この場所が、どこかで誰かの役に立ち、
そして自分にとっても「旅を書き残す」ことの喜びを取り戻せる場であり続けたら。
そんな願いを込めて──
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。