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【横浜・鶴見】らー麺土俵 鶴嶺峰 行列必至の名店でつけ麺・大盛「小結」350gを実食

鶴見駅東口から徒歩5分ほど。
「らー麺土俵 鶴嶺峰」は、元力士が手がけるつけ麺店として知られ、ラーメン百名店にも選ばれるなど、平日の昼でも行列ができる人気店です。

これまで二度訪ねたものの、いずれも行列が長く、時間の都合で断念。
今回は11時30分に訪れ、先客3人というタイミングで、三度目にしてようやく入店することができました。

店内はカウンター8席のみ。
先に食券を購入してから並ぶシステムのため、初訪問の場合は注意が必要です。
内装やBGMも相撲を意識したつくりで、店名どおりの世界観があります。

つけ麺は、相撲の番付で麺量が決まるのが特徴。
幕内(並)から始まり、小結、関脇、大関、横綱と、番付が上がるほど量も増えていきます。

今回選んだのは、大盛にあたる「小結(つけ麺・350g)」
あわせて、特製トッピング(もち巾着・海苔3枚・味付玉子)を追加しました。

スープは魚介系をベースに、豚・鶏ガラを合わせた濃厚なWスープ。
やや多加水の極太ストレート麺はモチっとした食感で、粘度の高いスープがよく絡みます。

チャーシューではなく薄切りのバラ肉も、この濃厚スープと相性が良好。
つけ麺では珍しいもち巾着は、油揚げがスープをよく吸い、中のお餅も含めて印象に残る一品でした。

量は想像以上で、店内を見渡しても「小結」を選んでいる人が多いものの、後半になると皆さん箸がゆっくりになっている様子。
店内には、「食べきれなかったら無理せず残してください。無理は身体に悪いです」
という掲示もあり、この店の量感を物語っています。

 

食べ終わる頃にはスープはほぼ残らず、締めの出汁割りは控えめな量に。
大盛の小結でも十分な食べ応えがあり、食べるペースを考えながら向き合う一杯だと感じました。

 

つけ麺・大盛「小結(350g)」はかなりのボリュームがあり、初訪問であれば無理のない番付選びが無難。

鶴見で、しっかり食べ応えのあるつけ麺を探している人には、間違いなく候補に入る一軒です。

 

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